雑貨屋を開業する際の開業資金について
雑貨屋をオープンする際の開業資金の目安について、ご紹介致します。
雑貨屋開業の資金はお店の種類や形態により様々です。開業する場所、取り扱う商品などで、大きくことなります。
また、店舗の広さ、立地、スタッフの人数などにより、費用は変わってきます。自分の思うコンセプトと予算に沿って、無理がないように、費用を算定しましょう。
雑貨屋を開業する際の費用内訳(概算)
物件取得費
前家賃、敷金・保証金(賃料の3~6か月が目安)、仲介手数料(家賃1か月分)等 、これらを合わせて、店舗賃料の4~7か月分というケースが多いようです。(沖縄県の場合)*地域によってことなりますので、希望の地域の情報をよく確認しましょう。
店舗工事費
開店資金の中でも、内装工事費は一番費用がかかる部分です。一般的に内装工事には坪15万円程度がかかると言われています。(現場の状況によりことなります。)
雑貨商品仕入れ
商品の仕入れに掛かる費用です。扱う商品によって、大きくことなります。メーカーや問屋などから仕入れる場合は、ある程度まとまった金額が必要となります。
また委託仕入れを活用して初期費用を抑える方法もあります。その場合、お店にならべた商品はメーカーからの貸し出し(委託)扱いとなります。
この扱いの場合、棚卸の時の在庫には計上されず、その月に売れた商品の代金だけを支払えばよいのです。お店側にとってはもっともリスクがなく、資金的にも有利な条件です。
ただし、メーカーによって掛け率の設定がやや高くなり、そのため利益が少なくなる傾向があります。
しかし、この取り引きの形態をとっているメーカーは、現在の所、余り多くはありません。それ以外には、ネットの卸問屋を活用するのも、仕入れを安くする方法の一つです。
什器、備品など
什器、レジ、電話 (工事費含む)、パソコン、プリンター、ラッピング材料、事務用品などの費用です。
広告宣伝費
広告宣伝、ロゴデザイン、WEB作成、販促費、オープニングイベント費等です。
運転資金
店舗賃貸料(数か月分)、光熱費、自分以外のスタッフを雇う場合の人件費・自分自身の生活費などを想定して準備しましょう。
その他費用
その他の予備費用です。
雑貨屋開業の際の初期投資を抑える方法
雑貨屋の開業に必要な資金は、開業の仕方や規模にもより千差万別です。一般的には、300~800万円ほど必要と言われています。
立地、広さ、内装にこだわればさらに資金は必要です。
そこで、新規に店舗を借りて開業される方は、運転資金に余裕を持たせる為に、初期投資を抑えることをお勧め致します。
開業費用を抑えるためのご提案です。参考にご覧ください。