雑貨屋を開業するまでの流れ
雑貨屋は公的な資格が不要で、気軽に始められるとして人気です。雑貨屋と言っても、扱う商品の種類が膨大です。例えば、ファッション小物を扱う、食器や台所回りの雑貨をメインで扱う、アジアやアフリカ等の輸入雑貨を扱う、手作りの製品をメインに扱うなど、さまざまな商品があります。
雑貨屋を開業して成功するには、お客様のニーズを考えたうえでの、自分のセンスを活かし、オリジナリティー溢れる商品展開で固定客を確保する事が大切です。
しっかりと自分だけのコンセプトを決めて、開店までの作業を進めましょう。スケジュールは、個々の状況や事情によってことなります。下記のスケジュールは目安として、参考にご覧ください。
店舗スタイル(コンセプト)を決める
自分はどんな雑貨屋を作りたいと思うか?を明確にして、コンセプトを決めていきます。これが決まらないと、お店で扱う商品構成などが決まりません。
メインターゲットを決める。
- どのような客層をターゲットにした雑貨屋をつくりたいのか?イメージしていきます。
- 年齢は何歳代か(10代~30代)
- 性別は?(女性向け)
- 客層は?(学生・社会人・若いお母さんなど)
商品構成を決める
どのような商品を扱った雑貨屋を作りたいのかを絞っていきます。これらのコンセプトを明確にするために少し具体的な項目を決めて考えます。
・スタイル
生活雑貨、カントリー雑貨、北欧雑貨、和風、など
・テイスト
販売する商品や店舗の全体的な統一イメージはどんなものか?
ポップな感じ。可愛い感じ。洗練された感じ。など
・主力の商品は何にしたいか?
アクセサリー、文具、カップなど、個別のメインにしたい商品は何か?自分のセンスを活かせるもの、自分のお店にしかないものを考える。
・メインの商品の価格
店舗内の一番多い、商品の価格帯はどのくらいか?
など、自分のお店のイメージを細かく考えてみましょう。
事業計画書の策定(開業の、4~6ヶ月前)
雑貨屋の開業に際しては、事業計画書の作成が必須です。様々なリスクを考慮したうえで、策定しましょう。
初めて作成する方は、最寄の商工会に相談すると、指導してくれる可能性がありますので、活用しましょう。
資金計画、及び、資金準備(60〜70日前)
雑貨屋を開業するための資金を準備します。自己資金で不足する分は、銀行から借り入れるなど、調達先を確保しておきます。売上や収益計画書があると、店舗賃料などの算出もしやすくなります。
店舗の決定(55〜70日前)
雑貨屋の店舗を借りる場合は、人通りが多い通りや、大型商業施設にテナントとして入るなどの方法があります。しかし、人気がある場所はコストも高いため、立地条件とコストを考えて出店する場所を決めましょう。郊外へ出店する場合は、駐車場の確保が必要です。
立地については、オープン後の集客・売上を決定する要素ですので、妥協せずに、慎重に検討することが、大切です。
内装業者の選定(50〜60日前)
コンセプトに沿った施工ができる内装業者を選定します。
開業届けや申請
雑貨屋の開業には基本的には許可申請を行う必要はありません。しかし、開業時に開業届けを出すか、確定申告の際に申告が必要になります。
また、スタッフを雇う場合は、各関係機関に届け出が必要です。
仕入れ先を決め、商品を選定(30〜35日前)
決めたコンセプトに沿って、提供する商品の詳細な内容と価格を具体的に決めていきます。
売れる商品を見抜く力が必要になります。自分のセンスを活かして、他ではない、独自の商品を選んでいきましょう。
スタッフの確保(30〜60日前)
スタッフを雇用する場合は、店舗に合ったスタッフの求人を行えるよう、求人媒体、求人広告の内容等に留意しましょう。
店内備品購入・商品発注(15日~30日)
自分のオリジナリティー、センスを生かした商品を発注しましょう。店舗内で使用する備品などを購入するお店も決めておくと良いでしょう。
販促・広告(販促物の印刷は30〜35日前に)
販促にはさまざまな方法があります。コンセプトに沿った販促・広告の方法を選定します。
開店
すべての準備を整えていよいよ開店です。
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