沖縄で居抜き物件を活用するメリットとデメリットとは?
居抜き物件を活用して、理想的な店舗を実現する方法とは?
沖縄で居抜き物件を活用して、飲食店等のお店を開業しようと考えた時、初期投資をなるべく抑えたいと考えるのは皆様同じだと思います。確かに「居抜き物件」は、初期投資を抑えられる等のメリットはありますが、デメリットがあるのも事実です。
開業後の一番大切なポイントは、もちろん「集客・売上」です。その決め手になるのが、立地だと思います。
前提として、「居抜き物件でなくても借りたい物件(立地)か?」を考える必要があります。
内装やサービス・メニューは変更することが可能ですが、立地を変える事は簡単には出来ません。
- 集客に優位な立地の居抜き物件を選ぶこと。
- 視認性等、お客様目線で、居抜き物件を選ぶこと。
居抜き物件を活用して、理想的な店舗を実現する為に下記の2点は、特に重要です。
居抜き物件とは?
「居抜き物件」とは、前のテナントによる内装や造作、設備等がそのまま残されている物件のことです。通常の賃貸借契約では、テナントが退出する際には内装等を解体し、原状回復工事を行い、スケルトン状態にして、引き渡すことになっています。
しかし、次のテナントが有効活用が可能であれば、あらかじめ建物の所有者の了解を得たうえで、退出する前に次の借り手を探すのが、「居抜き物件」の基本です。
*居抜き物件を活用する場合は、内装設備等を売買する「造作譲渡」についても、事前に確認しましょう。
居抜き物件を活用するメリット
居抜き物件を活用して開業する場合のメリットについて、ご説明致します。
- ① 初期投資を抑えられる
- ②短期間で開店できる可能性がある。
- ③前店舗のお客様を集客できる可能性がある。
前の造作を活用することで、内装工事代金や厨房機器代金などの費用を抑えて開店できるというメリットがあります。
*検討している居抜き物件が、同じ業種であるかがポイントです。
居抜き物件の内装工事を一部変更するだけなので、工事期間が大幅に短縮できます。
居抜き物件と同じ業種であれば、前に来店していたお客様を取り込める可能性があります。
居抜き物件を活用するデメリット
居抜き物件を活用して開業する場合のデメリットについて、ご説明致します。
- ① 前の店舗のイメージや評判が残る。
- ② コンセプトや内装デザイン等の変更が困難
- ③ 居抜き物件の設備や造作の老朽化
- ④厨房機器などのリースが残っている場合がある。
居抜き物件で出店する際に、前テナントのイメージや評判がどうであったかも重要な視点です。
居抜き物件では、導線やレイアウトが決まっているので、オーナーのコンセプトやイメージを表現することが、難しくなります。
居抜き物件の設備や造作は、基本的には中古ですので、故障のリスクは高くなります。実際に何年ぐらい使用したものなのか事前に確認した方がいいでしょう。
*営業中にトラブルになると集客に影響が出ます。
厨房設備がリース契約となっている場合がありますので、事前の確認が必要です。
居抜き物件の主なチェックポイント
- 水道・電気・ガス・給排気の確認
- 厨房機器の確認
- 大きくレイアウトの変更をしなくても良いか?
- リース契約の物品はないか?
- 建物の所有者の了解を得ているか?
- 造作譲渡金額の確認
- メーカーからの貸与品はないか?
- 排気ダクトのトラブルはないか?
- グリストラップの確認
*全ての項目を事前にチェックするのは、非常に難しいので、契約前に内装業者と同行の上、確認することをお勧め致します。*プロの目で事前に確認することで、余計な出費を抑えられる可能性があります。
居抜き物件を活用して、理想的な店舗を実現する方法とは?
ここまで、居抜き物件を活用するメリットとデメリットについて、ご説明してきました。居抜き物件を活用して開業する場合は、初期投資を抑え、少しでも、ご自身の理想とする店舗イメージに近づけるように、「居抜き物件+内装工事」をご検討ください。
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